家相 方位や形を鑑定し、自然環境と調和した住まいをつくる

家相
歴史
古く中国で生まれ、東洋哲学思想である陰陽五行説をもとに、自然の摂理に適った生活を営む知恵として発展した。現代では、生活の場(土地や建物)において、太陽光や風等のプラス(陽)と地気や水気等のマイナス(陰)のバランスをとり、心身の健康や家族の幸福、発展に導く知恵として活用されている。
特徴・こんな時に向いています
その家で身ごもり、5年以上暮らすと一生影響を受けるといわれるほど、家相は住む人の心と体に直接作用を及ぼすもの。各方位が本来持つ意味を知り、自分の星まわりと照合して吉凶をみることで、新築や転居、転職、旅行等の方角・時期を選んだり、家の間取りや構造、建具への工夫等を図ったりするのに役立てられる。

鑑定方法

建物の中心、北、八方位を基に
状況や目的に合わせて複合的に鑑定

まず、家相における「北」すなわち磁力を加味した磁北と、方位の基本となる「八方位(北・北東・東・東南・南・南西・西・西北)」を調べる。そのためには、建物の中心を正確に導くことが重要だ。外壁部分の形に沿い、凹凸やわずかな奥行きにも留意すること。
建物の中心、北、八方位がわかったら、方位盤に照らし合わせて吉凶をみる。また住む人が持つ星まわりや、家庭内での役割、部屋の目的、仕事や健康状況等、様々な事柄に対して向き不向きの方位があるので、鑑定士の経験による多角的な判断が求められる。

九星の定位と家族の関係
たとえば昭和40年生まれの場合……
九星干支は乙巳八白土星。大きな影響を受けるのは、
① 十干(天の気)の乙の15度方位
② 十二支(地の気)の巳の15度方位
③ 八白土星の定位である北東45度方位
④ 一家の主人であれば、主の場所である西北45度方位
と読み解いていく。
もし建物の西北に欠けがあると、家長としての意識が薄れる原因になるだろう。

kirap3-f10教えてくれたのは…
富塚 崇史 先生
富塚 崇史 先生
日本占術協会副会長。茅揚同人会。方聖閣主宰。戦後斯界の先導者である富塚巧啓師の三男として、幼少より訓導を受けて育つ。青年期には占術界の大御所、故大熊茅楊先生に師事。各種占術の奥義を探究し、家相・方位学の研究を深める。現在は、方聖気学を基として方位学や易学を駆使し悩める人の開運に貢献。また「銀座産経学園」をはじめ、後進の育成にも尽力している。